2019春_vol48
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んたいきょうびきな島大橋、錦き帯橋、元乃隅神社。04いずれも写真映えすることで全国的にも知られるようになった人気の観光スポットだ。このすべてが、山口県にあることをご存知だろうか。本州の最西端に位置する山口県は、日本海、瀬戸内海、響ひだ灘と三方を海に囲まれた自然豊かな土地。角島に見られるエメラルドグリーンの海や、ダイナミックな奇岩怪石が連なる海岸線を目の当たりにすると、思わずここが日本ではないような錯覚に陥ってしまうだろう。日本最大級のカルスト台地・秋吉台や大鍾乳洞の秋芳洞など、他にもなかなか見ることのできない自然スポットが数多くある。昨年、明治維新150年を迎えたことが話題になったが、日本の近代化において重要な歴史が刻まれたのもここ山口。明治維新ゆかりの史跡が点在しており、なかでも有名なのは吉田松陰が開き、伊藤博文や高杉晋作などの逸材を輩出した「松下村塾」。県内にはそこかしこに歴史が感じられる街並みが存在する。かつて、維新の志士や文化人も入浴したといわれる湯田温泉は、山口市の中心部にあり、山陽路随一の湯量を誇っている。その昔、白狐がこ自然と歴史が息づく     西の京・山口へ明治維新胎動の地、山口県。数々の歴史が刻まれ、多くの偉人を輩出した地であり、人々を魅了する大自然の宝庫でもある。さらなる魅力と新たな発見を求めて旅に出よう。 写真協力:山口観光コンベンション協会特集1   角

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