Vol.51
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1900余年の歴史を持つ大宮創建は景行天皇43(113)年。ご祭神の熱あ田大神は、三種の神器の一つ・草く薙神剣を御み霊代・御神体とする天あ照大神であり、伊勢の神宮に次ぐ由緒を持つ。 「熱田さん」と呼ばれ、古来より多くの人々の崇敬を集めてきたこの神宮は、ひとたび敷地内に入ると心が洗われるかのような空気に満ちている。約6万坪の広大な境内には樹齢約1000年の大楠を有し、宝物館には皇室をはじめ全国の崇敬者から寄せられた6000点余りの奉納品が収蔵展示されている。つたのおおかみさなぎのみつるぎまてらすおおかみたましろ  また、境内外には本宮・別宮外43社が祀られ、目や医薬の神様、学問、五穀豊穣の神様などさまざまなご利益を受けることができる。年間を通して数多くの行事が執り行われ、6月5日の例祭「熱田まつり」は熱田神宮最大の荘厳な祭典。終日武道や芸能が奉納され、夜には献灯まきわらの点灯と共に花火が打ち上がる。初詣の賑わいも全国的に知られており、三が日の参拝客数は約230万人。名古屋に行ったらぜひとも訪れたい名所の一つである。愛知熱田神宮25熱田神宮には正門(南門)、東門、西門があり、本宮は正門から続く参道の先に鎮座している。正月の拝殿前の様子。新年は熱田神宮で最も多くの参拝客が訪れる。熱田神宮愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1 ☎ 052-671-4151(月~日8:30~16:30受付)https://www.atsutajingu.or.jp/【アクセス】名鉄神宮前駅から徒歩約3分【最寄りのホテル】ホテルルートイン名古屋東別院(総客室数230室)、ホテルルートイン名古屋栄(総客室数363室)など

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