Vol.51
22/24

旅びとよ的“旅びと”が目に留めた景色や場所、もの、人に注目するコラム。今回は、女子バレーボールの「V2リーグ」にスポットを当てる。17バレーボールのV2リーグに注目!V.LEAGUE 2019-20シーズンが開幕 2019年から2020年にかけて、さまざまなスポーツや選手達が脚光を浴び、国内のスポーツ熱は確実に高まっている。その中でも今回取り上げるのは、ワールドカップが記憶に新しいバレーボール。昨シーズンから新編成となったV.LEAGUEは、男女共に上位からV1、V2、V3(男子のみ)で構成されている。V1の中には日本代表として活躍する選手もいるが、ここでは11月から開幕した女子の中位リーグ、V2に着目。地域性があり、チームごとに趣向を凝らしたホームゲームは見応えたっぷり。V2に所属する8チームを紹介しよう。 迫力あるバレーボールは、誰もが夢中になれる熱狂と興奮が詰まった魅力的なスポーツ。お気に入りのチームを見つけて、ぜひホームゲームへ訪れてほしい。ホームタウン:東京都中央区今季はV2随一の長身・張選手(203cm)、移籍組でパンチ力と攻撃力に秀でた吉里選手、ベテランの色摩選手を中心に攻撃力は昨年よりもパワーアップ。新キャプテンでセッターの松浦選手が司令塔として仲間の長所を引き出すプレーに注目したい。ホームタウン:岐阜県岐阜市2段トスを打ち切るサイドアタッカーのパワフルなスパイクと、バックアタックを絡めたコンビネーションは必見。JAぎふの若手職員達からなる応援団にも注目! 名古屋まで30分圏内の岐阜駅界隈には、信長が居城した「岐阜城金華山」などの名所旧跡も豊富だ。ホームタウン:千葉県柏市スポーツチームが多くあり、スポーツ熱が高い柏市。エンゼルクロスの選手達はチーム名の通り普段、病院施設にて介護職に携わっているメンバーで構成されており、皆とても仲良し。試合ではその一体感を感じることができるはずだ。ホームタウン:静岡県浜松市V1指導経験のある濱田監督を迎え、今年5月から新体制に。チームスローガンは「ひとつ~感謝はプレーに覚悟は胸に~」。皆が心を一つにして、一つの目標に向かい感謝の気持ちを伝えながら、覚悟を持って挑む。今までの“カラ”を打ち破り戦う選手達に期待大。ホームタウン:広島県広島市チーム名のオイラーズは「Only Individuals Learning Everyday Reach Success(毎日努力し続ける者だけが、成功にたどり着ける)」の頭文字。チームワークを身上に、拾って繋ぐ粘りあるバレーを心がけている。使用している猫田記念体育館は、男子バレー「JTサンダーズ」の練習場と同じ。プレステージ・インターナショナル アランマーレホームタウン:山形県酒田市一人ひとりの持ち味を最大限に発揮し、今季は全員バレーで戦う。11月と2月に行われるホームゲームでは、選手とのコラボメニューを販売。雪深く寒い山形の冬も、選手と観客が一体となった会場は熱気に満ち溢れている。ルートインホテルズ ブリリアントアリーズホームタウン:長野県上田市県内チーム(女子)初のVリーグ参戦。自然に囲まれ、真田氏の歴史浪漫が薫るまち・上田のホームゲームでは、信州上田おもてなし武将隊や信州真田陣太鼓、地元のキャラクター六文戦士ウェイダーなど、上田にちなんださまざまなイベントを企画している。GSS東京サンビームズJAぎふリオレーナ群馬銀行グリーンウイングスホームタウン:群馬県1975年創部と現在のV2では最も歴史のあるクラブで、高さを生かした攻撃力が魅力。拠点の群馬は草津、伊香保、水上、四万の四大温泉で知られ、焼きまんじゅうや「おっきりこみ」など小麦を使ったご当地グルメもおすすめ。観光と併せて楽しんでほしい。柏エンゼルクロスブレス浜松大野石油広島オイラーズ

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る