定期的に落水することから別名「ジャージャー橋」とも呼ばれ、佐原の象徴として「日本の音風景１００選」にも選ばれている。伝統的な建造物にふれ、歴史に思いを馳せながら柳の木がそよぐ川沿いを散策するのはなんとも心地良い。町家をリノベーションしたお洒落なレストランやカフェなどもあり、古き良き町にうまく溶け込んでいる。「佐原町並み交流館」では、そうした佐原の町のミニチュア展示や、観光の相談コーナーもあるので気軽に立ち寄ってほしい。佐原は、初夏に名物のあやめが見頃を迎え、夏・秋には関東三大祭りの一つで２０１６年にユネスコ世界無形文化遺産に登録された「佐原の大祭」が行われるため、多くの観光客が訪れる。四季ごとに訪れるのもいいだろう。30分圏内には日本の空の玄関口・成田空港を有する成田がある。江戸時代から門前町として栄えた表参道には名物の鰻料理店や土産店などが立ち並び、成田山新勝寺への参拝客で連日賑わっている。現代からどこかへタイムスリップしたかのような江戸情緒を感じる佐原と成田。時には日常の喧騒から離れ、こうした場所でのんびりと冬の休日を堪能したい。data千葉県香取市佐原イ1730-3 ☎ 0478-55-938012～2月10:00～15:00 不定休 （気象状況により運休）【アクセス】JR佐原駅から徒歩約15分小江戸さわら舟めぐり観光船で小江戸を満喫市街地を南北に流れる小野川沿いを、サッパ舟風の観光船で約30分巡りながら風情溢れる町並みを眺めることができる。冬季限定の「こたつ舟」が名物だ。他ではなかなか見られない舟に揺られながら、ゆったりと川下りを楽しんでみては。大人1,300円、小学生700円。※6歳未満無料
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