長野県と群馬県の県境にそびえる、浅間山は標高2460メートルと高く、日本を代表する活火山の一つに数えられ、有史以来噴火を繰り返してきました。特に鎌倉時代の半ば弘安四年(1281)と江戸時代半ば天明三年(1783)の爆発は激しく浅間山の二大噴火といわれております。


今では山頂や、山腹に幾つもの火山観測や、測候所が設けられ、火山活動の状況を注意深く見守り、火山情報を逐次公表しております。


上信越高原国立公園に属している浅間山は、四季折々の美しさを楽しめます。この軽井沢にも遅い春が訪れようとしております、雪解け姿の浅間山も一幅の価値があります。

中山道は江戸時代、幕府の手により整備された五街道の、一つで東海道と並び江戸と京都を結ぶ大変重要な街道でした。古くは東山道(とうざんどう)と呼ばれ日本武尊(やまとたけるのみこと)を、はじめ多くの武将達も通っていました。
時代にもより多少違いますが距離はおよそ１３０里(５２０㌔)途中板橋宿から守山宿まで６７の宿場があり、草津宿で東海道の合流しておりました。中山道は中央の険しい山の中を通り、冬はことのほか困難を伴いました。『木曽でかけ橋、太田で渡し、碓氷峠がなくばよい』と歌われる程、幾つもの難所があったのでです。東海道がその名の通り、温暖な太平洋側を通るのとは対照的でした。
しかし東海道のように、大井川や天竜川などの川留めに遭うこともなく、中山道も結構賑わっていました。特に有名なのが、幕末江戸の将軍家へ降嫁する皇女和宮も、この中山道を利用したのでございました。

日本を代表するリゾートタウンとして知られる軽井沢町は、浅間山の南東の麓に広がり、西に御代田町、南側に佐久市とわずかに接している所があるにすぎません。
避暑地としての軽井沢の生み親はイギリス人宣教師のアレキサンダー・クロフト・ショウでございます。明治19年たまたまこの地を訪れたショウは、軽井沢を大変気に入りまして、翌々年明治21年に別荘を建てました。それが軽井沢の別荘第一号で、ショウの多くの紹介により欧米人が訪れ、別荘を建てるようになり、中山道の旧宿場町だった軽井沢は欧米人の避暑地へと変わっていきました。
やがて日本人も別荘を建てるようになり、軽井沢は日本を代表する避暑地へと発展していったのでございます。特に昭和40年代は別荘開発が急速に進み、50年代になると、スポーツやショッピングの目的で訪れる若者が急増していきました。
現在の軽井沢は上信越自動車道や、長野新幹線開通し、首都圏から一層近くなり、ショッピングを楽しまれるお客様で賑わい、アウトレットモールと、軽井沢銀座とで大きく二分化しております。

ルートインコート軽井沢に最も近い、中仙道の宿場は小田井宿です。小田井の宿場は、江戸の日本橋より数えて２１宿目で、４０里１４町、京へ９５里８丁の位置にあり、江戸側の追分宿、京側の岩村田宿に挟まれた静かな宿場で、姫君など女性が多く休息したとろから、「姫の宿」と呼ばれていました。
幕末にあたる文久元年（１８６１）徳川家茂に降嫁する皇女和宮が、小田井本陣安川家で昼食を取られたと記録が残り、その際恵与されたのが可愛らしい御所人形で、身の丈８．３センチのふっくらとした白肌の童子が唐傘をかぶっているもので、現在御代田町指定の文化財として保存されております。
またかつての中山道をテクテク歩いて旅をされるかたも大勢いらしゃいます。

軽井沢では定番の観光スポット。大きさは高さ3m、幅70mくらいで、川の水が流れ落ちている滝とは異なり、地下水が岩肌から湧き出して細い糸状に幾重も降り注ぎ滝となっています。
水は大変、透明度が高く、日本庭園の箱庭を感じさせる佇まいです。

ホテルからお車で約1時間の距離です。

軽井沢の歴史を感じさせるクラシックホテルで、現在は国の重要文化財に指定され、保護されています。
このホテルの開業は1906年（明治39年）5月。 建物は、日本人の設計による純西洋風建築で、文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていました。客室数は30、定員は40名。
戦時の1944年に一度休業し、その後三笠ハウスの名称で営業を再開、1970年（昭和45年）まで営業を続けました。
廃業の時点で竣工当初のおよそ50％の建物が現存している貴重な建造物です。

ムーゼの森は、「軽井沢絵本の森美術館」「エルツおもちゃ博物館」を擁するミュージアムパークです。軽井沢絵本の森美術館の敷地には、ポール・スミザー氏デザインの「ピクチャレスク・ガーデン(絵のように美しい庭)」があり、軽井沢らしい落ち着いた美しい庭園を愛でることができます。

■軽井沢絵本の森美術館･･･およそ300年もの昔、西洋に源を発した絵本を文化遺産とみとめ、欧米絵本を中心に、近･現代に活躍する作家の絵本原画、初版をはじめとする絵本資料を蒐集･展示しています。

■エルツおもちゃ博物館･･･エルツおもちゃ博物館では、おもちゃの故郷と言われるドイツ・エルツ地方の伝統的な手工芸おもちゃを展示しています。300年以上の歴史を持つおもちゃは、職人たちによって生み出され、伝統工芸として高い評価を得ています。ドイツの森で生まれた文化を、西欧の香りあふれるここ軽井沢で紹介しています。

ホテルから車で約20分の距離です。

本場ドイツのマイスターにも認められた、「ｋａｔａｙａｍａ」肉屋のソーセージやハムをお土産にいかがでしょうか。ホテルのすぐ隣にお店がございます。

地元はもとより県外からのお客様も買い物へ来るほど有名店です。店内作りたてのサラダ・コロッケも美味。　

軽井沢町一番の人気スポット。
ゴルフコースをそのまま残した広大な『芝生の広場』があり、それを囲むように六つの店舗群が、配置されています。
ホテルからのアクセスは車で約30分です。

FK産直センター(野菜直売所）
御代田、佐久近隣の農家の方より、直接仕入れた野菜、くだものを取り揃えており、その他お土産品も多数販売しております。御代田名物『おにかけうどん』も味わう事ができ、リピーター急増中。

ホテルより、お車で2分。
〒389－0207
御代田町馬瀬口1856－9
電話：0267－32－1139

●営業時間　9:00～18:00
●年中無休
※名物おにかけうどんは、水曜定休日。

素材の味をいかしたまろやかなチョコレートとマカデミアナッツが丸ごと一粒コーティングされた軽井沢チョコボールはお土産に最適です。

・当ホテルより国道18号線を軽井沢方面へ車で約20分
軽井沢警察署を過ぎてまもなく左側です。

おいしい焼きたてパンが味わえる御代田で大人気のパン屋さんです。

当ホテルから徒歩5分！
『ここらで一息』ベーカリーカフェ・ココラデ
お勧めです。

営業時間 am8:00～18:00（不定休）
詳しくはココラデHPをご覧くださいませ。

昔この地に甲賀三郎という男が住んでおりました。三郎には二人の兄がおりましたが、勇気があり、頼もしい若者だったので、父の遺言により、三郎が家督を継ぎました。しかし二人の兄達は、この事が面白くなく、ある日三郎を誘い出し、蓼科山の深い谷へ突き落としてしまいました。三郎は何年もの月日をかけて、地上へ辿り着こうといたしました。やっとの思いで辿りついたのが現在の御代田町・真楽寺の畔にある大沼だったのです。しかし三郎の姿は元の姿でなく龍の化身となっておりました。
　そんな三郎伝説にちなみ行われるお祭りが、毎年７月の最終土曜日に行われる龍神祭りです。全長４５メートルと２１メートルの２体の龍が龍神太鼓の演奏にあわせて舞い踊り、祭りのフィナーレは花火が夏の夜空を彩ります。
　普通龍神様と言えば、水乞い、雨乞いですが、こちらは悲劇の甲賀三郎にちなんだお話が残されております。

当ホテルよりお車で約８分。
国道18号線『三ツ谷東』交差点をアサマサンラインへ向かい、『雀ヶ谷』交差点先
『大谷地鉱泉』看板を左。

歴史ある小さな日帰り入浴施設です。地元の人に愛される
熱めの炭酸カルシウム泉は、肌荒れ、アトピーに良いとの声あり。

■営業時間　９：３０～２１：００（最終受付２０：３０）
■定休日　毎週月曜日
■入浴料　大人３８０円